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ルノー・日産とモナコ、2011年までにEVインフラ拡充

 ルノー・日産アライアンスとモナコ政府は26日、モナコで開催されている国際会議・見本市EVERモナコのオープニングセレモニーで、2011年のモナコでのゼロ・エミッションモビリティ実現に向けた具体策を以下のとおり発表した。

(1)モナコ政府は、2011年までに充電ステーションを176箇所から300箇所まで増やし、急速充電ステーションを新たに3箇所に設置する。

(2)モナコ政府は、個人や法人がEVを購入した際の取得税等の減免措置を行う。この2011年末開始予定の優遇税制措置は最低5年間継続される予定である。

(3)モナコ政府は、2011年以降に法人として購入する自動車の少なくとも50%をEVとする。

(4)モナコ政府は、EV所有者に駐車場の特別料金や優先利用など、普及に向けた対策を検討する。

(5)モナコ政府が2010年からEVに対する啓蒙・教育活動を実施するにあたり、ルノー・日産アライアンスはサポートを行っていく。

 ルノー・日産アライアンスでは2011年にモナコへEVを投入、2012年にグローバルでのEVの量販を目指す。