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ホンダ、新型ハイブリッド車「インサイト」を発売

 ホンダ( http://www.honda.co.jp )は、軽量・小型なハイブリッドシステムをコンパクトな5ナンバーサイズのボディに搭載し、優れた燃費性能と気持ちの良い走りを実現する5ドアハッチバックの「インサイト」を2月6日に発売した。価格は、189万円から。鈴鹿製作所で生産、販売台数は国内で月間5,000台を計画している。

 新開発した独自のハイブリッドシステム1.3L i-VTECエンジン+IMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)により、ドライバーが実際に運転する際の優れた燃費性能(JC08モード走行で26.0km/L、10・15モード走行で30km/L)を実現するとともに、ドライバーの低燃費運転を支援する「エコアシスト(エコロジカル・ドライブ・アシスト・システム)」を全タイプに標準装備、さらなる燃費の向上を図った。

 空気抵抗を低減したボディ形状により世界トップクラスのCD値(空気抗力係数)0.28を達成し燃費向上に寄与。

 主動力のエンジンに補助動力のモーターを組み合わせた独自のハイブリッドシステムであるIMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)により、低燃費と排出ガスのクリーン化を実現。1.3L i-VTECエンジンは必要に応じて全気筒を休止する可変シリンダーシステム(VCM:Variable Cylinder Management)を採用、低燃費と力強いトルク特性を両立。IMAとあいまって1.5Lクラス並みの安定したレスポンスと加速性能ながら優れた燃費性能を達成している。

 ハイブリッドシステムのトルクフルで低燃費な走りを引き出すコンパクト、高効率、高トルク容量のCVT(ホンダマルチマチックS)を採用。発進時のストール回転数を下げ、より低い回転でクラッチをつなぐ制御を導入。発進時の加速性能と燃費の向上を実現。

 精密なエネルギーマネージメントにより停車時/加速時/クルーズ時それぞれにおいて、エンジンのバルブ制御とモーターアシストの組み合わせを最適に制御。あらゆる走行状況で低燃費かつ軽快な走りを実現する。また、低速時にはモーターのみで走行し、停車時にはアイドルストップすることで燃費性能を高めている。