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アイシン・エーアイ、FF6速MTが欧州向け新型アベンシスに搭載

 アイシン・エーアイ( http://www.aisin-ai.co.jp )が生産する「中容量FF6速マニュアルトランスミッション」がトヨタ自動車の欧州向け新型アベンシスに搭載された。

 同製品は、軽量・コンパクト化を実現するとともに、動力伝達効率をより向上、車両燃費の向上に貢献した。このマニュアルトランスミッション(MT)は、昨年1月に愛知県幡豆郡吉良町に竣工した吉良工場初の生産品目であり、最新設備を備えた製造ラインで生産している。

 同社では、「低燃費車に注目が集まる昨今、この製品が当社の主力製品として今後さまざまな車種に搭載されるよう、拡販していく」としている。同MTの主な特徴は以下のとおり。

(1)CAEによるケース形状の最適化※とシフトコントロールカバーの廃止による軽量化、2分割ケースの採用(従来は3分割ケース)によるコンパクト化を達成。

(2)オイルセパレータを装着することでオイル攪拌抵抗を低減し、動力伝達効率を向上。

(3)高効率シフトレイアウトにより、シフト操作力を低減し、軽快で滑らかなシフトフィーリングを実現。