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NTN、トルク伝達ロス低減の小型・軽量等速ジョイントを開発

 NTN( http://www.ntn.co.jp 、 03-5487-2814 )は、従来の高作動角(50°)対応等速ジョイント「EUJ」に対し、トルク伝達ロスを約30%低減した世界トップレベルの小型・軽量・高効率な固定式等速ジョイント「EUJ-S」を開発した。

 近年、自動車の省燃費化を目的として、駆動系部品に対しても軽量化や低損失化が求められている。NTNでは、小型・軽量で伝達効率の高い「Eシリーズ等速ジョイント」をラインアップし、すでに量産中の「EUJ」は従来品「UJ」に対しトルク伝達ロスを約40%低減している。

 今回開発した「EUJ-S」は、この「EUJ」をベースに、ジョイント内部設計の最適化や表面改質、新開発グリースなどにより摩擦損失を低減することで高効率化を図り、EUJに比べ強度?耐久性が同等、最大作動角も同等(50°)としながら、トルク伝達ロスをさらに約30%低減した(UJとの比較では、約60%低減)。