日本ベアリング工業会( http://www.jbia.or.jp )は1月16日 、東京・虎ノ門の虎ノ門パストラルで平成21年新年賀詞交歓会を開催した。
当日はまず横山元彦会長(ジェイテクト社長)が、「工業会ではベアリング各社の努力を支援すべく、アメリカとの通商問題や中国へのミッション継続による偽造品対策を強化するとともに、日米欧三極の工業会からなる世界ベアリング協会(WBA)については、特に昨年9月に自分がWBA会長に選任されたことで、日本ベアリング工業会が、共通課題である偽造品問題、地球環境問題、貿易問題などをはじめWBAの活動をリードしていくこととなる。中小企業の育成と発展にも引き続き尽力していく。ベアリング産業は、ものづくりの根幹をなす重要な機械要素産業。何より我々が元気を出して、将来に明るい展望を抱きながら前向きに挑戦し続けることで、ものづくり産業の発展に貢献していこう」と力強く語った。
また来賓の挨拶に立った細野哲弘・経済産業省製造産業局長が「ベアリング業界がこれまでそうであったように、意志あるところには成果が伴うことが多いもの。一定の強い意志と方向性を持った行為は、必ずや報われる。こんな時だからこそ、各自の“ぶれない対応”が貴重」と関係者を鼓舞した後、井村健輔副会長(不二越社長)の乾杯の挨拶で懇親会に移った。