日立アプライアンス( Tel.03-6403-4500、 http://www.hitachi-ap.co.jp )は、年間を通じ大幅な省エネルギー化と環境負荷の低減を実現し、世界最高の省エネルギー効率を達成した高期間効率吸収冷温水機「EXP/EXSPシリーズ」を開発、12月15日から発売を開始した。双方のシリーズについて120?1,000冷凍tまで18機種をラインアップした。
本製品は、定格運転時(冷房負荷率100%時)に高いエネルギー消費効率を発揮する「EXシリーズ」をベースに開発。冷媒を吸収した溶液を循環させるポンプにインバータ制御機能を追加し、運転負荷に応じて必要なだけの溶液を循環させることにより、部分負荷運転時における性能が飛躍的に向上し、世界最高効率のCOP1.60(冷房負荷率25%時)を実現した。
これにより、リニューアル需要の対象機種となる15年前の機種「Vシリーズ」と比べ、EXPでは30%、 EXSPでは20%の年間消費エネルギーとCO2排出量の削減を可能とするほか、EXPでは、従来機に比べ年間のランニングコストを880万円低減する。