ホンダ( http://www.honda.co.jp )の燃料電池車FCXクラリティが、12月16日、優れた自動車のカラーデザインを顕彰する「オートカラーアウォード2009」(日本ファッション協会 流行色情報センター主催)でグランプリを受賞した。ホンダのグランプリ受賞は、今回が初めてで、燃料電池車のグランプリ受賞はオートカラーアウォード史上初。
グランプリの受賞理由として審査委員は、「FCXクラリティのボディカラーは、ガーネットという宝石をイメージした透明感のある非常に美しい赤。新しいエコロジーの表現として、クオリティの高さ、テイストなど、新しい方向性を示唆している。燃料電池車のエコロジーの色を高い技術とともに妥協せずに追求したことは、社会に対しても他の世界に対しても影響力がある」と評価した。
また、FCXクラリティは、自動車メーカーのデザイナーが自社以外の優れたカラーデザインを選ぶオートカラーデザイナーズセレクションで、「エクステリア部門賞」(外装色:スターガーネット・メタリック)と、デザイナーが目指すイメージをカラーで表現するために、新たに開発された高い技術に対して授与される「技術部門賞」も併せて受賞した。