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日産、エクストレイル クリーンディーゼル車で栃木から九州間1,300kmを無給油走行

 日産自動車( http://www.nissan-global.com/JP )は、2008年9月に発売したクリーンディーゼル車「エクストレイル 20GT」で栃木から九州間1,300kmの無給油走行に挑戦、無事完走を果した。同車は、日本の厳しい排出ガス規制である「ポスト新長期規制」に適応した世界初のクリーンディーゼル車で、経済性やトルクフルな走り、環境性能で評価を得ている。今回は、10月に完走した北海道1,000km無給油走行から距離を伸ばし、さらなる低燃費走行に挑戦したもの。

 栃木?九州間無給油走行は、12月10日、11日の2日間で実施。日産自動車栃木テストコース(栃木県河内郡上三川町)を10日12時45分に出発した後、1都2府12県を走行し、同車を生産する日産自動車九州工場(福岡県京都郡苅田町)に午後12時30分に無事到着した。

 実際の走行では、同社の実験部に所属するテストドライバー7名から編成されるチームの他、特別なエコドライブ技術を持たない従業員により編成されるチーム(開発部門チームおよび九州工場チーム)も参加、全チームが完走を果したことで、同車のエコドライブの有効性を実証した。最終的な走行距離は1,306Kmだった。

 燃費計による平均燃費は、23.9km/L。これは、カタログに記載された10・15モード(国土交通省審査値)の15.2km/Lに対して+57.2%の燃費レベルとなる。